生活スタイルの変化に伴い行事も進化
現代のひな祭りとは?
初節句とは、赤ちゃんが誕生して初めて迎える年中行事のことです。
女の子は「桃の節句」(ひな祭り)、男の子は「端午の節句」(こどもの日)。
赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願って雛人形が贈られ、節句を通じてその成長を祝うという文化です。
起源は古代中国の五節句にまでさかのぼります。日本では平安時代以降に貴族の間で広まりました。
紙で作った人形を川に流す「流し雛」の習慣も、「人形に災いを移して身代わりにする」という思想に基づいています。
【雛人形を飾ったら】ひな祭りの当日はどう過ごす?
初節句は、子どもの健やかな成長を祝うだけのものではありません。
ご家族様と過ごす大切な記念日でもあります。
最近では、華やかなちらし寿司を楽しむ様子をインスタグラムにアップする方も増えており、室内の演出にこだわる方も増えているようです。
雛祭り料理で食卓ににぎわいを
雛人形は最小限のコンパクトなものにし、その分ひな祭り料理にこだわるというご家庭も増えています。
- ちらし寿司~具材は鮭・卵・エビ・桜でんぶなど。ハート型やカップ寿司でかわいく~。
- 蛤のお吸い物~貝合わせを象徴する縁起物。子どもの分は出汁風スープでもOK~。
- 菱餅や桜餅色だけでも雰囲気が出ます。。
- 子ども向けアレンジ~ケーキ寿司やスイーツ風ちらしなど~。
オリジナルな発想で、楽しく思い出に残るひな祭りを演出してみるのもオススメです。
【Q&A】なぜ雛人形を飾るのでしょうか?
https://www.yoshifuku.jp/column/dolls/why-display-dolls/
“写真映え”するひな祭りを楽しむ方も
雛人形はインスタ映えする、ということで、記念写真を楽しむ方も増えています。
- 雛人形の前で正座し、家族全員で撮影。
- 毛氈の上に寝かせてミニ雛壇風ショット。
- 【衣装や髪型にこだわる】本格的な装いにチャレンジするのは難しい、というご家庭でも大丈夫。簡単な着物風ロンパースや被布着を楽しむのもオススメです。
- 花飾り、ぼんぼりを背景に撮影。
吉福では、店舗のフォトブースも設置しています(SNS投稿キャンペーンも実施中)。
来店時に記念撮影が可能です。
雛人形は誰が買うもの?
雛人形は「誰が買うものなのか」という疑問をよくお寄せいただきます。
母方のご実家から贈られる、というのがかつては一般的でした。嫁いだ娘と孫を守り、幸せを願う。親心の表れだと言えます。
古くから雛人形は「厄除け」としての意味を持つものでした。子どもの健やかな成長を願う大切なお守りとされてきたのです。
しかし現代では核家族も増えていますし、「誰が買うか」に決まりはありません。
両家で話し合って決めたり、両親が自ら選んだりするケースが増えています。
私ども人形の吉福では、「贈る人の想い」と「飾る家庭のライフスタイル」の両方を大切にしながら、それぞれのご家族にふさわしい雛人形をご提案しています。
地域差があることも
地域によって習慣には違いが見られます。
関東では母方のご実家が用意することが多いようです。
関西では両家が相談し合って準備する場合も少なくありません。
こうした地域差はあるものの、何よりも大切なのは「子どもの幸せを願う気持ち」です。
かたちにこだわりすぎる必要はありません。
人間関係も考慮
「自分の両親が用意したのに、義両親の気持ちをどう配慮すればいいのか」と悩まれる方もいらっしゃいます。
義理のお母様、お父様との関係に不安をもつ新米ママ・パパも少なくありません。
そんなときは、感謝の気持ちをきちんと伝えつつ、「一緒に子どもの成長を祝っていただきたい」という姿勢を示すことが大切です。
【人形の吉福】節句人形アドバイザーがご案内します
人形の吉福は、贈り物やしきたりにまつわるご相談も多くお受けします。
吉福では、無料LINE相談や、無料オンライン相談もおこなっております。
雛人形の価格帯は数万円から数十万円。
飾りの大きさや段数、職人の技によっても大きく異なります。
お部屋の広さや収納場所、ご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶのがオススメです。
吉福の雛人形は、伝統の技を受け継ぎながらも、現代の住まいに調和する多彩なラインナップをご用意。初めての方でも安心してお選びいただけます。
~まとめ~
結局のところ、「誰が買うのか」に正解はありません。
大切なのは「お子さまの健やかな成長を願う心」。雛人形というかたちに託すこと。人形の吉福は、その想いを一つひとつの人形に込め、皆さまの節句を彩るお手伝いをします。