赤ちゃんが生まれて迎える最初のお正月——それが「初正月」です。
女の子には「羽子板」、男の子には「破魔弓」が贈られるのが日本の伝統で、健康祈願や厄除けの意味が込められています。今回は、女の子の初正月に贈る「羽子板飾り」について、その由来・意味・選び方・飾り方までていねいに解説します。
1. 羽子板の由来|遊びから厄除けへと昇華した祝いの品
羽子板の起源は、平安時代から続く正月遊び「羽根つき」にあります。
羽根つきには、女の子の健康祈願として“蚊を追い払う”意味があり、蚊=病気を運ぶものという考え方から、羽根を打つことで邪気を祓うとされました。
江戸時代には羽子板が装飾品として進化し、美人画・歌舞伎役者の顔を描いた華やかな意匠が主流に。これが現在の「羽子板飾り」に通じています。
2. 羽子板を贈る意味|初正月に込める家族の願い
初正月は、生後間もない赤ちゃんが初めて迎える大きな節句であり、親族からの贈り物に託す想いも強くなります。
羽子板には主に次のような意味があります。
- 女の子の厄除けと無病息災の祈り
- 美しく育ってほしいという願い
- 災いを跳ね返す=邪気払いの縁起物
贈る相手は、祖父母・親戚・両親それぞれですが、「この子のために選んだ」ことを示す名前入り札や祝文カードを添えると、一層記念になります。
3. 羽子板の種類|デザインと飾り方のポイント
羽子板飾りにはいくつかのスタイルがあります。住環境や好みに応じた選び方がおすすめです。
| タイプ | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| ケース入りタイプ | アクリルやガラスで保護、ホコリが入りにくい | 洋室・マンションで飾るのに最適 |
| 開放型台座タイプ | 立体感があり見応えあり、伝統的な風合い | 和室や床の間での存在感が映える |
| 壁掛けタイプ | コンパクトかつインテリア性が高い | 省スペース・ナチュラル志向の家庭向け |
飾り方の注意点
- 飾り始め:12月中旬〜年末頃
- 片付け時期:1月15日(小正月)までに
- 直射日光・湿気を避けて設置することが大切
吉福では、羽子板と一緒に贈る「初正月記録札」「成長願いのメッセージカード」もご用意しています。
🌸 羽子板は、女の子への“初めての贈り物”としての願いが宿る飾りです。
吉福では、顔・衣装・サイズを自由に選べるオリジナル羽子板をご用意しています。
初正月を彩る一生ものの記念に、ぜひご相談ください✨
吉福では、顔・衣装・サイズを自由に選べるオリジナル羽子板をご用意しています。
初正月を彩る一生ものの記念に、ぜひご相談ください✨